恐ろしい2本の糸
今日は、2度もヒヤリとする出来事がありました。
洗濯物をたたんでいた時です。どこからともなく”しゃくしゃく”と音がしました。
ふと見ると、ももが、何かを噛んでいました。何を噛んでいるのかと、ももの顔を覗き込むと、細い糸が10センチ程、口から出ていました。
危ない!!慌てて片手で、ももの下顎をつかみました。そして、ゆっくりと口から垂れた糸をもう片方の手で、引き出しました。
出てきた細長い糸を見て、ヒヤリとしました。以前、ももが、体調不良の時に獣医さんに、「長い糸等には、気を付けて下さい。」と言われた事がありました。その時の体調不良は、糸などの誤飲ではなく、夏バテのようなものでした。しかし、長い糸などを誤飲した場合、手術で取り出す事もあるそうです。そういう事を聞いていたので、ももの口から出た、長い糸にヒヤリとしました。
一体どこからこの糸が出たのかと考えていると、いつもカーテンで爪とぎをするななが、そのカーテンの後ろのレースのカーテンを丁度、噛んでいました。そのお陰で、糸の出どころが分かりました。
ななが、隠れているレースのカーテンの所へ行くと、又もや”しゃくしゃく”と音がしました。きっとここに、ももの口から出たものと同じ糸が、あるのでしょう。ななも、今その糸を噛んでいるに違いありません。
そっとななを捕まえると、口から細長い糸が、見えていました。ももの時と同じようにななを抱え、口からゆっくりと糸を引き出しました。レースのカーテンの噛み後から、糸を引き出していたようです。
糸の出どころであろうレースのカーテンの、ほつれを、糸でぐるぐると縫い付けて、ほどけないようにしました。
見渡すと、ソファーのカバーからも糸が出ていたので、念の為、長めの糸を切っておきました。カーテンや、ソファーカバーは、ななが好んで爪を研ぐ場所です。そこから長めの糸が出ていないか、時々チェックしないといけないなぁ思いました。
この出来事から、危険は、意外と身近にあるものだと感じました。
↑左が、ななの口から、右が、ももの口から出ていた、恐ろしい糸
↑ななが、噛んでいた所(糸の出所?) ↑糸で、ぐるぐるに縫い付けました。
↑ななの爪研ぎで、糸が出ています。 ↑念のため、糸を切っておきました。